文書作成日:2018/07/10



 法人の交際費課税の取扱いは、平成30年度税制改正で何らかの改正がされましたか?


出演:  ・・・M社 経理部 まい   ・・・顧問税理士



― M社 会議室にて ―

M社経理部まいと顧問税理士が、打ち合わせを行っています。




 そういえば、交際費課税って確か平成30年3月31日で一旦区切りがきたかと思ったのですが、どうなりましたか?




 平成30年度税制改正で、適用期限が2年延長されました。




 今回の改正で800万円が1,000万円まで増えた、とかありませんか?




 定額控除限度額の年800万円ですね。
 それは残念ながらありません。




 あら。
 本当に残念だわ。




 単に期限を延長しただけで、内容は変わっていません。




 つまり…?




 定額控除限度額の年800万円はもとより、飲食費の5,000円基準とか、定額控除限度額と接待飲食費の50%のいずれかを限度額とすることができる、などですね。そのまま2年適用する、ということになります。




 弊社の交際費は年間800万円以内でおさまっていますので、“接待飲食費の50%”は関係しないのですが、飲食費の5,000円基準はありますので、引き続き適用できる、ということで理解すればいいのですね。




 そのとおりです。




 では、引き続き書類を用意しないと、ですね。




 ご理解のとおりです。




 あの書類も当初は営業とかに面倒がられて大変でしたが、何年も経った現在では、不備なく書類を提出してくれるようになりました。




 そうでしたか。
 それは何よりです。
 ただ、御社の社員だけでの飲食費は、“社内飲食費”に該当し、この5,000円基準から外されていますので、その点も引き続きご留意ください。




 あ、そうですね。
 そこも“引き続き”ですね。




 ご理解のとおりです。


※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
  本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。


所長プロフィール


税理士 石井 寛 (いしいひろし)

石井所長のFacebookはこちら ↑

携帯サイト


    QRコードを読み取って簡単アクセス